家族ぐるみの付き合いってめちゃくちゃ難しいよね


家族ぐるみの付き合いって憧れるけど、改めて考えたらめちゃくちゃ難しいんじゃないかと思ってきた。

 

親同士、子ども同士で気が合ってこその家族ぐるみの付き合い。

個人同士ではうやむやのまま仲良く出来ていたそれぞれの価値観やステータスの違いが、家庭というステージに上がると、無視できない違和感となってあらわれてくる。

 

 

 

親同士の年齢

住んでいる場所、家の大きさ

仕事内容、収入

子どもの年齢、性別

教育方針

休みの日の過ごし方

金銭感覚

 

 

もちろんそれぞれの違いを受け入れた上でその違いを楽しみながら仲良くするというパターンも無いとは言えないけども、やはりどこかで拭いきれない違和感に悩まされるはず。

 

ちょっと年の差があるから敬語でしか話せない

自宅に対する考え方が全然違う

お金の使い方が全然違う

仕事内容が全然違う

子どもの性別が違うので話を合わせにくい

一方は教育熱心、一方は放任主義

子どもの成績に差がある

誰かが好きなものを誰かが嫌い(食べ物、服、スポーツ、テレビ、音楽、場所、時間帯、etc…)

 

とまぁ、挙げだすときりがない。

家庭を築くまでは、結局子どもの延長なのでステータスが似ていたんですよね。住んでいる場所が同じ、学校が同じ、進学先が違っても勉強内容がだいたい同じ、就職したら同僚とは仕事内容が同じ、というふうに。

そこに家庭がからむと複雑化する。

特に子どもが絡むとより難しい。そこのステータスが一致することなんてめったに無いから。バックグラウンド無しでそれぞれが独自に作り上げたものなんだもの。共通の話題のはずが、ほぼ違和感探しの時間になる。

 

言ってしまえば夫婦間もそう。昔からの知り合いでもなければ単なる他人同士なので、当然違和感が出てくる。しかし夫婦は一生添い遂げるという約束があるので、それがお互い歩み寄る動機となって関係は継続できる。(約束が守れない幼稚な大人が増えているみたいだけど)

 

家族同士となると同じようにはなかなかいかない。そこまでして仲良くやる義理は別にないので、自然と関係は薄くなる。

寂しいけど、仕方ない。

 

そんな中家族ぐるみで付き合える相手と出会えたらめちゃくちゃラッキー。それはもうものすごい価値。

これからさらに変化が激しくなりそうな社会情勢なので、助け合える仲間という意味でも重要な存在。

 

「家族」自体が減っているのもあって本当に難しいけど、家族ぐるみの付き合い、実現したいなぁ。