安物を長く使う方が良いに決まっている
「安物買いの銭失い」って言うじゃないですか。
安物を買うと質が悪くて使い物にならず、新しく買い直して結局高くついてしまうから最初から良いものを買った方がいい
みたいな意味の言葉なのですが、そんなことないと思うんですよね。
今の時代、安い=質が悪いなんてこと全然ないじゃないですか。
この言葉に乗せられて、「良いものを買って長く使える方がいい!」と無駄に贅沢している人って結構いるんじゃないですかね。(そのわりにあまり長く使うことなく飽きて買い替えたりする。)
私はそんな馬鹿なまねはしない。
「安物をいかに長く大事に使うか」を考えています。
もちろん、本当に良いものに比べると壊れるのが早かったりするかもしれませんが、そうなったときが頭の使い所。
どうすればまだ使えるかを考え、試す。それが経験、知識になって蓄積される。その結果安くついているので一石二鳥です。
考える頭がない人は、これができない。
壊れたら「やっぱり安物はダメだ!」「安いからってこんなすぐに壊れるなんて!」と文句ばっかりで成長がない。
で、お金ばかり減っていく。「安物買いの銭失い」は、物が悪いのではなくて頭が悪いだけ。
安物を買うという選択肢を取るときに「著しく安い賃金で働かされている人のことを考えるべき」という思いが頭をよぎりますが、
これも最近は考えが変わってきて、悪いのは「大量消費」であって購入という行為が悪いわけではないんですよね。
大量消費のおかげで成り立っている商売なのだとしたら、それを買ったとしても「大事に長く使う」ことでストップをかけられるわけです。
つまり、安物を大事に長く使えば、人や資源を酷使する大量消費に反対しながら、無駄に高く売って儲ける情弱向けビジネスにも加担せずに済むのです。
「大事に長く使う」はいつでも正義。
それにしても、本当に良いものが安く手に入る時代になりました。デフレばんざいですね。
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