子ども目線で、どんな家族だったら幸せか考える


親目線と子ども目線では、家族の幸せって違いますよね。

親の幸せは子どもの幸せ、というのも間違ってはいないけども、必要十分条件(つまり、イコール)ではない。

 

例えば、旅行。

親にとっては遠方への旅行は楽しみかもしれないけれど、何週間も前から楽しみにしているのは親だけ。

子どもにとっては移動時間なんてただの退屈で疲れるだけの時間だし、行った先でも見慣れない場所で見慣れないものを食べさせられるだけ。親が楽しそうだしなんとなくテンションが上がっているけど、旅行自体を楽しんでいる子どもなんていないのでは?

少なくとも私はそうだった。旅行で楽しい部分なんて、朝早く起こされないとか、ゲームをしていい時間がいつもより多いとか、家に無いおもちゃがあるとか、お父さんと遊べるとか、行先に関係のないことばかりだった気がする。

 

そんなふうに、親の幸せと子どもの幸せのギャップについて考えておかないと、無意識に子どもに負担を与えてしまう可能性がある。

なので、子どもが小さいうちにそこはしっかり認識しておきたい。

 

子どもが望んでいること

親の仲が良い(機嫌がいい)

褒められる(怒られない)

好きなご飯が出てくる

学校が休み(親も休み)

プレッシャーがない

友だちと遊べる

ゲームができる

友だちと比べて見劣りしないものを持っている

こんな感じ。

 

すなわち、親の関心事である

社会情勢

資産額の増減

住まいの便利さ

子どもにどんな教育を与えるか

親族、親の友だち、近所付き合い

たまの贅沢

みたいなことは、子どもにとってはどうでもいいのです。

 

もちろん、そうだからと言って無視していいわけではありません。子どもにとってどうでもよくても家族にとって必要であると判断すれば、親の役目としてそこはしっかり押さえておくべき。

ただ、それがその時点では子どもの幸せには直結していないことをわかった上でやった方がいい。「あなたのためにやってるんだよ!」などと言うのは絶対だめ。

できるだけ子どもに気付かれないように、その任務を遂行するのが親の務め。

 

 

…とか言いながら、わが家は今日からお泊まりなんですけどね!

 

 

 

心の栄養!

親の幸せは子どもの幸せ!

いってきます!

 


教育