徹底した節約を実行できる能力は、労働の尊さに勝る


金で時間を買う、という表現がありますが、あれって嘘ですよね。その金を手に入れるために時間を使ってますから。不労所得と呼べるものでない限り、金で時間は買えません。

つまり、労働するのに忙しいから仕方なくお金を払って外注しているだけ。

 

本当に時間がほしいのなら、余計な出費を無くして(徹底した節約をして)、その分労働時間を減らしたほうがシンプルです。

 

ということを踏まえて、私は毎日残業してまでせっせと働いて好きなようにお金を使う人よりも、働くのはそこそこで余計なものに一切お金を使わない人のほうが優秀だと思っています。

 

家庭で言うと、やりたくもない仕事で100万200万収入を得て雑なお金の使い方をするよりも、いかに無駄金を使わないかを考えて実践できて、時間に余裕のある専業主婦のほうがよっぽど良い。

 

徹底した節約を実行できる能力は、労働の尊さに勝ると思うのです。

 

ただ、問題は自分のお金の使い方を雑だとか無駄だとか全く気付いていない人がほとんどだということ。

だから朝から晩までせっせと労働するしかない。

ちなみに徹底した節約というのは何もひもじい暮らしをするわけではなくて、自分に本当に必要なものを見極めてそこに集中することなのでむしろより豊かな暮らしだと言えます。

 

まぁわからない人にはいつまでもわからないでしょうけど。

ただ、スタグフレーション下の日本では重要な考え方だと思いますよ。