大工見習い、明らかにキャパオーバーの家具を作らされるの巻
昨日は9時まで残業しました。
って言っても世間的には大したことないのかなぁ?
私にとっては「これ以上無理よー!!」のサイレンを全力で打ち鳴らす時間帯でした。
原因は全長7メートルの杉板カウンター制作。(写真略。撮る余裕なんてない。)
昨日が工期だったのでやるしかなかったのです…。
そもそもね、あんなもの大工歴8ヵ月の私に任せるものじゃない。任せてもいいけど工期をもっと長くしてくれ…。
しょーたさんも言ってくれた。
「こんな工期で君にやらせる社長は俺もどうかと思うよ。」
って。(そして夜めちゃくちゃ手伝ってくれた。)
何が大変かって、工期もそうですけどちゃんとした図面がないんですもん。
なんか鉛筆でサイズが示されているだけで、繋ぎ方とか仕上げ方の説明が一切ない。
だから何回も社長に確認しながらの作業になる。
さらに途中で
「その部分はどうすればいいかわからないから依頼主に一回見てもらって相談しようねー。」
とか言い出して、家具を見た依頼主が思い付きで
「やっぱりここはこうした方がいいかなー。あとこっちもこうして。」
みたいに好き勝手に仕様変更しやがる。
簡単に言うけど作業する方の身にもなれよ!
ってか最初からちゃんと考えて決めとけよ!決められないなら任せろ!文句言うな!
…なんて言えるわけもなく、結果9時まで残業。
名目上、大城さんと一緒に作業ということになっているのですが基本大城さんは座りっぱなしで動かないし。(今回でさらに大城さんはクビに近づいた。)
こっちには家庭があるのですが!!(ここが大事)
家事育児を妻に丸投げして仕事をする精神的負担はうちの会社の人たち(家庭放棄1人、独身1人、老人2人)にはきっとわからないのです。
そりゃ大工としてはね、いい経験にはなりましたよ。ちょうど工場を見に来たOBも「まだ数ヶ月でこれだけできれば上等よ!」って褒めてくれたし。(あ!これが専業主婦にはない労いの言葉か!!!)
まぁでもやっぱり定時に帰りたいです。私は。
家庭あっての仕事ですから。
今後は大工技術と同時に、「これは絶対に工期に間に合わないので延ばしてください!」と事前に言えるように目利き?の力もつけたいと思います。
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