家は「払いきれるなら」購入した方がいい


家は購入か賃貸かという問題は、ちゃんと払いきれると思う人は買うし、払いきれないかもしれないと思う人は賃貸に流れるだけだと思うんですよね。

ということは、賃貸で払う金額と同じぐらいの支払いで済むのであれば購入する方が絶対にいいのです。

最後に売ればその分プラスになるのですから。

 

しかし現実はそんなにシンプルではなくて、

「そもそもそんな値段で家が売っているのか」という問題や

「払いきれるか、将来売れるかどうかなんて考えてないけどローンを組めるから買っちゃう」

「一生に一度の買い物なのでちょっと背伸びした家を建てちゃう」という層が結構いたり、

「老後も借り続けられるかどうかわからない」

「引越しすることになったとき、売れなかったら、貸せなかったらどうするのか」

という問題があるため、購入派と賃貸派で否定し合ってしまうわけですね。

 

ただ間違いなく言えることは、理論上は借りるより買う方が安くつくはず(家賃には家主の利益が乗せられているから)なので、

結論としては

家は買った方がいい。ただし、背伸びしないこと。将来売れるかどうか考えること。

となります。

これなら賃貸派も反対する余地はないのです。

 

ここで問題になるのが、「将来売れるかどうか」という部分。

人口減少、景気低迷の現状ではここが不透明なため、賃貸派は「不動産は負債だ」と主張するわけです。

確かに、人がいなくなれば売れるわけがありません。しかし、人がいなくならない地域なら土地自体に価値があるので売れるはずです。

つまり、立地の良い場所であれば家は買うべき。

 

今度はこの「立地の良さとは」がまた問題になるわけですが、「〇〇から近い」という類いの"周りの施設ありき"は結局流行り廃りがあるので、あまりあてにしないほうがいいと思います。

 

では流行り廃りのない立地の良さとは何か。

気候はそのひとつでしょう。沖縄なんて冬暖かく夏もそれほど暑くない、まさに立地の良い場所と言えるのではないでしょうか。冬暖かいのは何十年たっても変わらないでしょうし。

以上を踏まえると、気候の良い地域で背伸びをせず買える物件があるなら買うべき。

ということになります。

もちろん、自分自身が住み心地が良いと感じる家であることが前提ですけどね。

 

 

さて、そんな物件はあるのでしょうか。

 

 

……………めったにないです。(爆)

 

 

 

 

あれば買いましょう…………。(唐突な終わり)