1年ぶりに広島へ帰省して感じたこと。
沖縄移住から1年。友人夫婦の結婚式に出席するため安芸高田市に帰省しております。
厳密には帰省ではないのですが、帰省という言葉を使いたくなる場所ですね、ここは。
大阪から移住してきたときに感じた、「やっぱり助け合って生きた方が幸せに暮らせるよね」という気付きを改めて噛みしめています。
言葉ではなかなか表現が難しいけど、気にかけてもらえている感。愛してもらっている感。
沖縄なんかに引っ越してしまったのに、地域のためにできたことなんてほとんどないのに、今でもこんなに親切にしてもらえるなんて。
損得勘定のないお付き合い。親戚家族。
沖縄でもその関係性がつくれるかと言うと、たぶん無理。沖縄にあるのは沖縄人(うちなんちゅ)同士の助け合い。たぶんそれも都市化してきてだいぶ薄まっている。
もちろん差別なんて全然ないしみんな親切ではあるけども、あくまでも他人としての親切で、愛ではない。
そこを考えると、最終的に強いのは安芸高田市のような場所なんだろうなと思うのです。
故郷。何かあったとき帰ってくる場所。
本当の故郷とはまた違う、プレッシャーを感じる必要のない親戚家族。
日本ではもうそれらが田舎臭い、疎ましいものとされる傾向が強くなってしまっているのですが、我々はそこがないと幸せに生きていけないと思うんですよね。
今まで気付いていなかったけど、いざというとき支えてくれる親戚家族がいるから引っ越しも即決できたのかも。
安芸高田市は確かに人口は減ってきているし、政治もいろいろと騒がれてこれからどうなっていくのかわからないけども、いろんな人の故郷として存続していってくれたらいいなと思いました。
自分が買ったこの家も、そのために活用され続けるとうれしい。
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