地震で潰れない家を建てても、周りが潰れたら暮らせない
このツイートを見て気付いたこと。
家族全員無事ですが、津波と火災の延焼により家は無くなりました。#能登半島地震 pic.twitter.com/42gJYX8xK1
— マタキ (@_8hachi) January 5, 2024
この中でもし、自分の家だけ潰れず残ったとしても、地震前と変わらない生活を送るなんて不可能でしょう。
生活は家という箱だけで成り立っている訳じゃない。電気ガス水道、道、お店、交通手段などがあるからこそ、その箱が家になるだけ。
そう考えると、耐震、耐震と言ってとにかく頑丈な箱をつくることに躍起になるのってどこまで意味があることなのかなと考えてしまう。
そりゃあいきなり崩れて押しつぶされてしまうのは避けたいけども、しっかりした地盤に建っている家なら1回の地震でぺちゃんこ、なんてことにはならないでしょう。
この度の地震で全壊となってしまった家も、複数回の地震で耐震機能が失われていたor地盤が悪かった物件が多かったらしいし。
それに、地震のあとには火事だって起こるかもしれないんですよ。あと津波も。(そもそも海沿いに住むべきではない)
【現地調査】「新耐震基準」導入後に新築・改築でも…半数の木造家屋が全壊 石川・珠洲https://t.co/C3QsotdXGQ
新耐震基準では震度6強以上でも建物が倒壊しないことを目指している。専門家は「新基準を満たしていても、約3年間続く群発地震でダメージが蓄積し、倒壊に至った可能性がある」と指摘。 pic.twitter.com/lm9x5VqmS8
— ライブドアニュース (@livedoornews) January 6, 2024
いいかい、震度6弱以上を経験した建物は、新耐震だろうが旧耐震だろうが全棟耐震補強をするんや。。。
耐えれるのは基本は一回だけなんや。。。
この国は一回大地震に耐えられる(要は完全倒壊しない)ことだけを考えて建ててるんや。。。※一部例外あり現役構造設計者より
— 建築基準法に取り憑かれたミステリオ(元コマさん) (@aiking0) January 1, 2024
こんなにしょっちゅう地震が起こる国なんだから、やっぱり「家は壊れるもの」という前提で、「とりあえず生き残れる家づくり」を考えた方がいいと思うのです。
埋め立てたり山を切り開いたり、地盤を無視して建てた上物だけ頑丈なふりした商品としての家は日本には向いてない。それは金儲けに乗せられているだけで、そんなものが夢のマイホームなんて残酷すぎる。
本来私たちが住める地域なんて本当にわずかしかないのでしょうね。そして、日本に建てていい家はおそらく今の"耐震様式"ではないのでしょうね。
何回大災害を目にしても、ビジネス家づくり(街づくり)から抜け出せない日本人。
自分の身は自分で守りましよう。
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