家を買う理由第一位は「安いから」


そうあるべき、の話。

家を買う理由としてはいろいろあると思うのですが、突き詰めるとやはり「買った方が安くつくから」という理由が第一にくるべき。

家族が増えて狭くなった

広い部屋は家賃が高い

買った方が安い

 

という具合に。

今は低金利×住宅ローン控除の恩恵があるのでさらに購入が有利になっているはずです。

より踏み込んだ話をすると、住居費の節約には家を買ってしまうのが一番良いという考え方もあります。

賃貸派の意見として「いつでも安いところに移り住める」というものがありますが、引越しにかかる費用(数十万円)をペイできるほど安い家賃のところに引っ越すことが本当に可能なのか考えないといけません。

そこまでするのなら、はじめから賃貸より安い(メンテナンス費用を考えて月1万円ぐらい安い)支払いで済むような家を購入して長く住み続ける方が確実に節約になります。言い換えれば、そのぐらいの家が適正価格だということです。

賃貸よりも高い支払いになるような家を買うのは極めて非合理的な行為だと言えます。マイホーム購入という名の身の丈に合わない消費。不動産投資という名のただのギャンブル。

家を買う人のほとんどがその「非合理的な行為」をしているような気がしますが。

 

近年の物価高騰により、適正価格の家が市場から消えつつありますが、もし発見できたのならそういう家の買い方を考えてみては。

 

ちなみに沖縄には適正価格の家はほぼありません。地価が高騰しているからだと思われます。「お、安い。」と思う家は借地か僻地かスケルトンだけです。高くても買う人(外国人?)がまだまだいるみたいなのでこの傾向はしばらく続きそうですね。