自給自足するよりも大事なこと


田舎暮らし、脱資本主義と言うと、「自給自足を目指してるんですか?」と聞かれることがちょくちょくあるのですが、私は今のところ目指していません。

もちろん興味はありますが、今この社会情勢で自給自足で暮らすにはあまりにも犠牲が多いと思っています。

 

最もわかりやすいのは、自由な時間が減ってしまうという問題。

他人が作っているものがどうしても信用できないのなら仕方ありませんが、私ならその中で信用できそうなものを探し出すことに時間をかけたいです。

 

自給自足すること自体が楽しくて仕方がない、というのであればいいですね。そういう人なら「自由になれるからこそ自給自足したいんだ!」という考え方もできますしね。

私はまだその境地には至れなさそうです。

 

自給自足で暮らしていけることはとても素晴らしいことだとは思うのですが、個人的には自給自足を実際にすることよりも、

「やろうと思えば自給自足だってできるさ!」

という覚悟を普段から持っておくことだと思っています。

実際にプランターで野菜を育ててみるとか、実際に畑を耕してみるとかしてね。

 

覚悟をもっていれば、必要になればきっとできます。(根拠はない)

「自給自足?物好きだねぇ…」と、他人事として考えている人には恐らく耐えられないのは確かです。

 

じゃあその”必要になる”のはいつなのさ、と言われると返す言葉もないのですが。

ただ、何が起こるかわからない時代なのも事実。できることから始めてみては。