リペア職人に憧れる、の巻


人間のやることですから、何台も家具を扱っていると、機械の刃が余計に食い込んだりどこかにぶつけたりして傷がついてしまうことはちょくちょくあります。

白とか黒とか単純な色ならペンキやパテでごまかせるのですが、木目調やその他複雑な模様のものを扱うことも結構あるので、いつでも自分で修復できるわけではありません。

 

そんなとき頼りになるのがリペア職人。

 

人の失敗を無かったことにしてくれる、神様のような人です。

 

昨日初めてリペア職人の仕事を近くで見せてもらったのですが、まず抱いた感想は楽しそう。

パテ埋めしたりドライヤーあてたり木目に合わせて色を塗ったり。

1時間ほどで、傷を知らない人なら絶対に気付かない仕上がりに。

そして傷付けた職人に大変感謝されながら帰っていく。家具の依頼主には一切知られない存在。(というか、知られてはいけない)

素晴らしい仕事ですね。売上は半日で2万ぐらいだそうです。

 

言ってしまえば絵を描くようなものなので、絵を描くのが好きな私にとっては「そういう仕事もあるのかー!」と目からウロコ。

大工と違って血が出るような怪我をすることもないでしょうし、どうにかしてそっちの技術も習得できないかなーと思いました。

そもそもどういうルートでリペア職人になるのかな?仕事もコンスタントにあるものなのか不明だし。前々から日程が決まるものでもないだろうし。謎多き職業。

いろいろ聞いてみれば良かった!(そんな余裕なかったけど)

 

また会えたら聞いてみよう。

となると家具を傷付けるしかない…!